2年出場停止明けの藤森太将4位「泳げるだけで感謝」喜びかみしめた

<競泳:日本選手権兼東京オリンピック(五輪)代表選考会>◇8日◇東京アクアティクスセンター◇男子200メートル個人メドレー決勝

藤森兄弟の兄、太将(29=木下グループ)は1分59秒05の4位だった。

前回16年のリオデジャネイロ五輪では4位に食い込んだ実力者。東京大会に向けて期待された中、18年12月に遠征先の中国で受けたドーピング検査が陽性となり、2年間の出場停止が明けての出場だった。

結果は瀬戸、萩野に離されて松本に次ぐ成績だったが「自分は泳げるだけで感謝。しかも代表選考会というレースで。うれしかった」と喜びをかみしめた。