小堀勇気100バタ4位「完全燃焼で終わりたかった」3大会連続五輪ならず

男子100メートルバタフライ決勝を終え電光掲示板を見つめる小堀(代表撮影)

<競泳:日本選手権兼東京五輪代表選考会>◇9日◇東京アクアティクスセンター◇男子100メートルバタフライ決勝

16年リオデジャネイロ五輪男子800メートルフリーリレー銅メダルの小堀勇気(27=ミズノ)は51秒73の4位だった。

目指していた3大会連続となる五輪は、かなわなかった。レース後は「ちょっとゆっくりしてもいいかなと思います」。進退に関し、時間をかけて、考える意向を示した。また「完全燃焼とは言えないですね。完全燃焼で終わりたかったところもあるのですけど」とも話した。

自由形を得意としてきたが、今大会に向けてはバタフライに絞って、挑んでいた。200メートルバタフライは1分58秒20の8位。スタート台には「自分は小堀勇気だぞ」と気持ちを奮い立たせて立ったが、結果は2種目とも思うようなものに届かなかった。「やりきった気持ちも、もうちょっとできたんじゃないかという気持ちもあります」と振り返った。