柔道芳田司「もういいかな」国際大会には出ずに東京五輪に挑む意向示す

世界柔道選手権東京大会 男女混合団体戦準決勝 ブラジルのシルバ(右)に一本勝ちする芳田司(2019年9月1日撮影)

東京オリンピック(五輪)柔道女子57キロ級代表の芳田司(25=コマツ)が、今後の国際大会に出場しないで五輪に臨む意向を示した。

20日、オンライン取材に応じ、5月のグランドスラム・カザン大会(ロシア)について「もう(前哨戦は)いいかな」と話した。コロナ禍の影響で約1年ぶりの実戦となった1月のマスターズ大会を制し、海外勢との感覚も取り戻した。この日から始まった地元の京都合宿では、担ぎ技の強化をテーマに掲げ、初の大舞台へ最終調整を進める。