早大、今季初戦黒星も手応え 長田主将「課題修正してもっといいチームに」

初陣となった東海大戦でスクラムを見る早大の大田尾新監督(左端)。右端は相良アドバイザー(前監督)(撮影・木下淳)

<関東大学ラグビー春季大会:早大26-48東海大>◇9日◇第2節◇早大上井草グラウンド

早大が今季初戦を迎え、東海大に敗れた。大田尾竜彦新監督(39)の初陣を勝利で飾れなかったものの、好連係で主導権を握った前半はリード。後半は接点に多くの課題が出たが、新チームとして一定の手応えをつかむ一戦となった。

試合後の主将と自チーム選出MVPのコメントは以下の通り。

CTB長田智希主将(4年=東海大仰星)

「今まで、新チームが始まってから取り組んできたところを徹底しようと試合に臨みました。やってきた部分で、いい部分は出た。でも、やっぱりブレークダウンであったり、課題はたくさん見つかったなと思います。ディフェンスのプレッシャー、ブレークダウンの圧力を感じて(東海大は)すごくいいチームだなと思いました。ここで出た課題をしっかり修正して、次戦、もっといいチームにできるように、もっと成長して次戦に臨みたいと思います」

SO吉村紘(3年=東福岡)

「自分たちのやりたいことが出せた時間帯はあったんですが、ミスやブレークダウンで圧力をかけられ、結果、スコアと負けにつながったかなと思います。ブレークダウンですごい圧力をかけてきて、すごいフィジカリティーなチームだなと思ったんですけど、僕たちが日本一になる上で避けて通れないところなので。今後はしっかり、そこを強化していきたいなと思います。今日、出た課題をしっかり修正して、成長したワセダを見せられるように頑張ります」