長谷川暁子・二見梓組が優勝「共通認識ができていた」男子は白鳥・石島組

長谷川暁子(右)と二見梓(2018年7月27日撮影)

<ビーチバレーボール・マイナビジャパンツアー2021第1戦立川立飛大会>◇9日◇第2日◇東京・タチヒビーチ

女子の部は長谷川暁子(35=NTTコムウェア)、二見梓(28=東レエンジニアリング)組が草野、橋本組に2-0とストレート勝ちを収めて優勝した。

2週間後の22、23日に控える東京オリンピック(五輪)代表決定戦(男子は大阪・グランフロント大阪、女子は東京・立川立飛)に向けて手応えをつかんだ様子で、二見は「サーブからディフェンスまでを意識して、2人で同じボールを狙いにいくという共通認識ができていた」。長谷川は「この経験を生かしつつ、2週間後に新たな長谷川・二見を見せたい」。

男子の部では白鳥勝浩(44=トヨタ自動車)・石島雄介(37=同)組が決勝で高橋、長谷川組を2-0で下し、国内ランキング1位の実力を示した。

昨秋の「マイナビジャパンツアー」決勝で敗れた相手に雪辱を果たし、石島は「あの時は試合勘が難しかったですけど、良い形でコミュニケーションを取れた」。白鳥は「最後まで分からないゲーム内容だったが、隣に犬のようにボールをおいかけてくれる石島君がいた」と仲間の頑張りをたたえた。