<ラグビー・トップリーグ(TL)プレーオフトーナメント兼日本選手権:サントリー26-31パナソニック>◇決勝◇23日◇東京・秩父宮ラグビー場
今季が最後となるトップリーグ(TL)の決勝で、パナソニック(ホワイトカンファレンス1位)がサントリー(レッドカンファレンス1位)を31-26で破って5季ぶり5度目の優勝を遂げた。
この試合を最後に医学部へ進学するため、現役引退する19年ワールドカップ(W杯)日本代表WTBの福岡堅樹(28=筑波大)がトライを決め「ラグビー人生で唯一やり残していたワイルドナイツでの優勝」という目標を達成し「何ひとつ後悔なく次の道に進むことができる」と有終の美を飾った。
試合後の福岡の中継局インタビューは以下の通り。
-勝っても負けても最後の試合。
そうですね。サントリーさんも非常に攻撃的なラグビーをしていて、僕たちも一瞬でも気を緩めると負けてしまいような本当に素晴らしい試合を、自分のラグビー人生最後の試合に持ってきていただいたこと、本当に感謝しています。
-フル出場。トライもあった。どのような気持ちで最後の試合を
とにかく最後ということはあまり考えずに、目の前に1プレー1プレー、後悔しないようにと思っていたので、こうして優勝で終わることができて、唯一、自分自身がラグビーの中でやり残していたこと、チームでの、ワイルドナイツでの優勝っていうものを最後に勝ち取ることができて、本当に何ひとつ後悔なく次の道に進めると思います。
-福岡選手にとってパナソニックはどのようなチームだったか
言葉では言い表すことが難しいくらい、本当に最高のチームです。自分自身の次に向けた準備を快く受け入れてくれましたし、自分のプレーを常にみんながサポートしてくれるような、本当に最高のチームでプレーできたことを誇りに思います。
-次の人生へ。ラグビーから得て生かしたいものは
このトップレベルでスポーツ、ラグビーをやってきた経験は、今後生きていく中でも誰にも負けない最高のアドバンテージになると思うので。しっかりそれを生かしつつ、これからまた違う道には進みますけど、最高の道を進んでいけるように1歩1歩やっていきたいと思います。
-どのようなお医者さんになるのか
まだ何科になるか、これから学んで決めていこうと思っていますけど、患者さんと心から向き合えるような、人生に向き合える、心に寄り添えるドクターになれるように、とにかく1歩1歩、努力を続けていきたいと思っています。
-全国のラグビーファンへ
このコロナ禍という状況の中、試合を見に来られるお客さん(の数)が制限されて、本当はもっとたくさんの人が見に来たかったと思います。でも、その中でたくさんの方々にテレビで応援していただいて、そのメッセージは僕たちにも届いているので。本当に皆さんのおかげで自分が最高の形で、後悔なく引退することができると思います。僕は違う道に行きますけど、ラグビー界、さらにレベルも上がって、きっと日本代表も、これからのリーグも素晴らしい結果を残してくれると思うので。今後ともラグビー界の応援をよろしくお願いします。ありがとうございました。