ラグビー堀江、引退の福岡に「選手より速く駆け付けるチームドクターに」

サントリー対パナソニック ノーサイドの笛が鳴り、堀江(左)と抱き合う福岡(撮影・狩俣裕三)

<ラグビー・トップリーグ:パナソニック31-26サントリー>◇23日◇プレーオフトーナメント決勝兼日本選手権◇東京・秩父宮

パナソニック(ホワイトカンファレンス1位)がサントリー(レッドカンファレンス1位)を下し、5季ぶり5度目の優勝を飾った。医師の道へ進むため今季限りで現役引退するWTB福岡堅樹(28)にとっては「ラストゲーム」となり、19年W杯日本代表の選手たちが惜別の言葉を送った。

フッカー堀江翔太(35)は「早く医者になって、チームドクターになってもらえたら。(グラウンドにいる)選手より速く駆け付けるチームドクターに期待しています」と、愛情たっぷりのエールを送った。

プロップ稲垣啓太(30)は「さよなら」と切り出し、「彼も出し切ったと思うし、最高の形で送り出すことができた。僕らも第2の人生の活躍を期待している。治療してもらう日が来るかもしれないので、そこまでは(現役を)続けたいですね」。SO松田力也(27)は「まだ実感がないですが…。またどこかで会うかもしれないですし、感謝しかありません。みんなで『優勝して送りだそう』として、有言実行できたことは良かった。堅樹さんがいなくても、勝ち続けられるようにしたいです」と来季に向けて気を引き締めた。

サントリーのCTB中村亮土主将(29)は「『お疲れさま』と『おめでとう』は伝えました。僕がけがをしたら手術してほしいので、それまでにスキルアップしてください」とユーモアを交え、ライバルであり仲間との別れを惜しんだ。