<高校総体バスケットボール静岡大会:飛龍117-114浜松開誠館>◇男子・決勝リーグ最終日◇30日◇袋井市・エコパサブアリーナ
男女とも新人戦の覇者が、全勝対決となった決勝リーグ(4チーム総当たり)最終戦を制し、今季県2冠を達成した。男子は飛龍が再々延長の末に117-114で浜松開誠館を振りきり、4大会連続14回目。女子は浜松開誠館が常葉大常葉を81-54で退け、5大会連続5回目の優勝を飾った(男女とも昨年はコロナ禍で中止)。男女優勝校が全国総体(男子7月、女子8月・新潟)に出場する。
◇ ◇
飛龍が“三度目の正直”で浜松開誠館を砕いた。延長、再延長でも決着がつかずに迎えた再々延長。SG畑尻祐哉(3年)の3点シュートがさえ渡った。102-103、107-103、110-105の場面で成功。再々延長の5分間で3本決めた。
勝負どころで113-105と8点のリードを奪い、勝利をグッと引き寄せる。残り16秒の時点で5ファウルで退場となったが、ベンチでチームの逃げ切り勝ちを見届けた。3日前の練習中に軽率なミスを繰り返し、原田裕作監督(37)からカミナリを落とされたばかりのヒーロー。「今日は集中していた。打てば入る自信があった」と、笑顔で振り返った。
同校にとって18回目の挑戦となる全国総体は、7月25日に新潟で開幕する。準備期間は約2カ月。畑尻は「練習から集中してやっていきたい」と気を引き締め、さらなる成長を誓った。【前田和哉】