B3ベルテックス静岡が田辺市長に終了報告「チームとして少しずつ前進」

ベルテックス静岡のスタッフと選手が静岡市を表敬訪問。松永康太社長(右から4人目)が田辺信宏市長とユニホームを持つ

バスケットボールB3リーグのベルテックス静岡は14日、静岡市役所静岡庁舎を訪れ、田辺信宏市長に今季終了を報告した。

松永康太社長が、28勝12敗で11チーム中4位などと説明。「苦しいシーズンでしたが、チームとして少しずつ前進していることを感じる。今後、静岡になくてはならない存在になるべく、これからも歩んでいきたい」と話した。田辺市長は、昨季10位からの躍進を高く評価。「座席占有率がリーグ2位だったことにも注目したい。将来に希望がある。私たちも器(うつわ)作りを検討していきたい」。静岡市葵区東静岡で建設の構想があるアリーナについて、前向きな姿勢を示した。

静岡県生まれの3選手も帯同。大沢歩(静岡市出身)は「今季は優勝という目標を掲げたが、あと1歩、届かなかった。(リーグ参入)3年目の来季は、より良い成績を挙げたい」。大石慎之介(沼津市出身)は「皆さんと一緒に3年目のベルテックスをつくっていって、来季は必ず優勝したい」。村越圭佑(静岡市出身)は「選手やスタッフから新型コロナウイルスの感染者が出ず、シーズンをやりきることができて、良かった」と振り返った。