B1新潟アルビレックスBBは23日、福田将吾監督（37）の契約解除、6月末での退団を発表した。後任には群馬クレインサンダーズ監督を5季務め、今季、群馬をB2優勝、B1昇格に導いた平岡富士貴氏（47）の就任が濃厚になった。

クラブは1月30日名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦を最後にチームから離脱していた福田監督と去就について話し合いを重ねていた。同時に来季チーム編成に遅れが生じることを考慮し、平岡氏を次期監督の候補に挙げていた。平岡氏は14日に群馬退団。両者の進退に結論が出たことで、今後は平岡氏との詰めの入団交渉が行われる模様だ。

平岡氏は新潟にチーム創設の00年から選手で在籍。bj時代にはアシスタントコーチを経て、13－14年、14－15年に監督を務めた。新潟は今季東地区9位と低迷。新潟の環境を熟知している平岡氏はチーム再生に適任とみられている。