B1新潟アルビレックスBBの新監督に、B2群馬の監督を5季務めた平岡富士貴氏(47)の就任が決定したことが27日、分かった。28日にもクラブから発表される。福田将吾前監督(37)は23日に今月末での退団が発表されている。
平岡氏は群馬に組織的な攻守と結束力を植え付け、20-21年はB2優勝、来季B1昇格に導いた。Bリーグ記録の33連勝、最高勝率9割1分2厘(52勝5敗)を記録する最強チームに仕立て上げた。新潟にはチーム創設の00年から5季は選手で在籍し、現役を引退した05年からはアシスタントコーチ、13年から2季は監督を務めた。選手、指導スタッフで計15年在籍した。
クラブ関係者は「チームの文化とカラーを作ってくれる。若手の育成も確かなものがある」と手腕を高く評価。14日に群馬退団を発表前後、平岡氏には複数のクラブからオファーがあった。新潟を離れた後も自らが代表になって12年に創設したジュニア向けのクラブチーム「ボンバーズ」(新潟市)の指導、運営に携わるなど常に新潟を気に留めていたことが今回の復帰就任の決め手にもなった。
現時点で新戦力の加入はなく、来季のチーム編成は遅れている。今後は平岡氏も加わり、急ピッチで編成作業が進む。群馬移籍が決定的なPG五十嵐圭(41)ら主力が流出する中、新潟を知り尽くした指揮官が立て直しに尽力する。
◆平岡富士貴(ひらおか・ふじたか)1974年(昭49)4月26日生まれ、茨城県出身。土浦日大高、日大を経て、97年日本リーグ2部の愛知機械工業に入社。00年に新潟に移籍。04-05年シーズン終了後に現役を引退し、新潟のアシスタントコーチ、13年から新潟監督を務め、15年はつくばロボッツ(現B2茨城)の監督。16年から群馬を率いた。