<全国高校総体バスケットボール:小林81-80盛岡白百合学園>◇11日◇女子2回戦◇新潟市東総合スポーツセンターほか
あと2点が届かなかった。2大会連続22度目出場の盛岡白百合学園(岩手)が小林(宮崎)に80-81で惜敗した。佐藤実花(みはる)主将(3年)はフル出場で22得点、5アシストをマーク。持ち味のドライブを生かした攻撃で存在感を見せた。東北勢は柴田学園(青森)が3回戦に駒を進め、聖和学園(宮城)と郡山商(福島)は2回戦で敗退した。
勝利の笑顔はコートに咲かなかった。9点差を追う第4クオーター(Q)。中盤にチーム全体の4連続得点などで追い上げ、残り12・7秒で1点差に。ディフェンスリバウンドから速攻に転じた残り約5秒で、山下美桃(みと、3年)がコート中央からシュート。だが、惜しくもリングに弾かれた。佐藤は「(山下が)打つ前に負けたかもしれないという覚悟はあった。自分たちのミスが目立った試合だったので、勝てたんじゃないかなという後悔がある」と声を震わせた。
全国舞台の敗戦を糧にした。昨年の全国選手権(ウインターカップ)は八雲学園(東京)との2回戦で敗退し「あたりの強さを目の当たりにした試合だった」。課題解決に向け、大会後は仲間の支えを受けながら朝練習に取り組んだ。「ドライブをした時に、あたり負けせずにシュートを決めきることを頑張った。(試合では)ドライブからジャンプシュートを決めることができた。チームでもオフェンスリバウンドを取って得点を取れたことは良かった」と手応えを口にした。
今後の目標は、3年連続17度目の全国選手権出場だ。「フリースローや絶対に決めないといけないシュートが落ちてしまったところが自分たちの弱さ。自分たちの走るバスケットがあまりできなかったのでそこを修正したい」。さらなる高みを目指し、冬舞台は笑顔を咲かせてみせる。