カナディアン・フットボール・リーグ(CFL)に挑戦中のK/P山崎丈路(27=オービック)が、所属のブリティッシュコロンビア(BC)から契約解除された。チームが15日に発表した。今季日本人として初先発として、7日の開幕戦から出場。日本人初得点をマークしたが、FG成功率は50%にとどまっていた。2戦を終えて、戦力外通告を受けることとなった。
山崎はSNSを通じて、ファンに向けてコメントした。「本当に悔しいですが、これが今の自分です。プロの世界がどんなものか、知っているつもりです。アクティブロースターになった時点で、プラクティスロースター(練習生)に入ることはなく、今日のような未来が来ることも覚悟していました」とつづった。
山崎は13日までの2試合に出場し、4FGを決めるなど合計で16得点をマークしていた。成功した最長は43ヤードだったが、8回中4回失敗していた。43、37、33、22ヤードで、TD後のコンバートも2回中1回失敗。確実に決めるべき距離のFGも外していた。
「北米でプロとして戦う経験ができたこと、自分の経験に誇りを持ちます」。NFLに次ぐプロリーグ選手として歴史をつくったことに変わりはない。今後はフリーとなって他チームと契約は可能も、今週中には帰国する予定という。たった2試合でクビという厳しい現実を突きつけられたが、NFLという最終目標へ前を向く。
「ぼくの人生の終わりでもなければ、僕の選手としての終わりでもありません。ここで僕は終わりません。できなくても情けなくても恥ずかしくても関係ない。自分の目標をなしてません。まだやり続けます。何度折れてもやります。目標に向け、成長することは変わりません。ここが次へのスタートです」。
国内では9月にXリーグが開幕する。オービックはV2を目指して、5日にオール三菱との初戦となる。山崎は日本でキック精度に磨きをかけ、再びチャンスを待つことになりそうだ。
今季のCFLにはLB丸尾玲寿里(25=アサヒ飲料)も、ウイニペグのグローバル選手枠で開幕からメンバー入りしている。キッキングチームで6日に日本人初の出場を果たし、20日のトロント戦にも出場している。
また、モントリオールのLB山岸明生(26=富士通)とRB李卓(26=オービック)、ウイニペグのOL町野友哉(24=富士通)、トロントのK/P佐藤敏基(27=IBM)は、プラクティスメンバーでチームに帯同している。リーグ戦中にアクティブメンバーに昇格の可能性がある。