コンサドーレが北京五輪ラスト3枠入りへ好発進 カーリング

ストーンを投じるコンサドーレのサード清水(中央)とリード阿部(右)(C)どうぎんカーリングクラシック2021

<カーリング:どうぎんクラシック>◇19日◇札幌市・どうぎんカーリングスタジアム◇第1日◇男子1次リーグ

カーリングで今シーズン最初の大会となる、どうぎんクラシックが19日、札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで開幕し、男子1次リーグA組のコンサドーレはSC軽井沢クを8-6で下して白星スタートを切った。来年2月の北京オリンピック(五輪)における日本代表に決まっているコンサドーレは、12月の最終予選で最後の3枠を目指す立場。その大一番を見据え、まずは最初のステップを踏み出した。

コロナ禍での変則日程ということもあり、練習試合もなく、ぶっつけで臨んだ開幕戦。経験豊富な阿部でさえ「なかなかないシーズン」と口にした中で、エンドを重ねるたび、王者コンサドーレは少しずつ試合勘を取り戻していった。

スキップの松村が「ちょっとしたミスでたくさん点を取られ、シーズン初戦っぽい試合になった」と振り返ったように、第4エンドに3点を奪われて4-5と逆転された。直後の第5エンドに一挙3点を奪い返してひっくり返すと、その後は接戦の中でも安定した試合運びが光った。最終第8エンドで的確なショットを決めて勝利をつかみ、松村は「最後の2エンドは、自分たちの点数とエンドをコントロールできた。そこは収穫だと思う」とうなずいた。

今年2月の日本選手権で3連覇を遂げ、北京五輪における日本代表の座を勝ち取ったが、4月の世界選手権では9位に終わり、五輪切符獲得は持ち越しとなった。課題として浮かび上がったのが、世界を相手にしたとき、ゲームプランをしっかり組み立てられなかったこと。有利な後攻時にどうすれば狙い通りの複数点を挙げられるか、自分たちが不利な先行時に相手に1点だけ取らせる回数を増やすにはどうすればいいのか。チーム全員で考え直した。

五輪出場の残り3枠をかけ、世界選手権7位イタリア、8位ノルウェーなどと争う12月の最終予選に向け、残された時間は限られている。「練り直したプランを試したい」と松村。シーズン最初の大会でまずは手応えをつかみ、弾みをつけたい。【奥岡幹浩】

◆どうぎんクラシック 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年は2年ぶり6度目の開催。無観客で実施され、国内の男女各8チームが参加。19~21日まで、4チームずつの予選リーグが行われ、21、22日に決勝トーナメントが行われる。女子は北京五輪の日本代表決定戦(9月、稚内市)で対戦する北海道銀行とロコ・ソラーレの戦いが注目される。