北海道銀行1次リーグ敗退「しっかり修正して」9月に北京五輪の代表決定戦

富士急対北海道銀行 指示を出す北海道銀行スキップ吉村(右)。左は富士急スキップ小穴(C)どうぎんカーリングクラシック2021

<カーリング:どうぎんクラシック>◇21日◇札幌市・どうぎんカーリングスタジアム◇第3日◇女子1次リーグ

今年の世界選手権日本代表の北海道銀行が1次リーグA組1勝2敗で3位となり、敗退した。上位2チームが準決勝に進出できたが逃した。

1勝1分けで臨んだ富士急戦。最終8エンド(E)で1得点して5-5の同点で延長へ突入。延長第9Eで不利な先攻で、相手の最後の1投がNO1を獲得して5-6で敗れた。

9月には22年北京五輪の日本代表決定戦(稚内市)でロコ・ソラーレと対戦する。今大会はその前哨戦としての直接対決に期待がかかったが、組が違ったため、実現することはなかった。スキップ吉村紗也香(29)は「優勝を目指してやっていたし、トライアル(代表決定戦)に向けて調整の段階でもあった。思うような結果にならなかったけど、この3試合を振り返って、ピンチの場面が多かった。課題は明確なので、しっかり修正していく」と、気持ちを切り替えていた。