日本フェンシング協会10月3日の全日本決勝は有観客検討 予選は無観客

日本フェンシング協会は21日、都内でオンライン併用の理事会を開催し、全日本選手権(個人)について議論した。東京オリンピック(五輪)男子エペ団体で日本初の金メダルを獲得。その興奮が冷めやらぬ中で迎える来月16~18日の予選(東京・駒沢体育館)は無観客、翌10月3日の決勝(LINE CUBE SHIBUYA)は有観客とする方向で検討を進めた。

一方、会場の東京都に発令されている緊急事態宣言は予選4日前の来月12日まで継続。さらに延長された場合は開催自体が危ぶまれる可能性があり、代替日程と会場の再確保も難しいため、どう決勝進出者を決めるか等、運営方式変更の想定も話し合った。予選は昨年と同様、ライブ配信を予定。決勝は中継実施に向けて最終調整に入っているという。

また、理事会の中では東京五輪の総括も行われた。金メダルを獲得した男子エペ団体はもちろん、個人(敷根崇裕)と団体ともに4位とメダルに肉薄した男子フルーレ、5位に入賞した女子サーブル団体など全種目の競技結果について、日本代表の青木雄介監督から各理事に報告された。協会のサポート面に関しては浅井直樹専務理事から説明があった。

このほか、五輪の銀メダル2個を持つ太田雄貴前会長からタレント武井壮新会長に変わった6月の新理事体制発足後、組織をどう上向かせていくかの土台からの話し合いや、東京五輪後の普及や競技の活性化について議論が白熱。会は開始から終了まで5時間弱の長丁場となった。【木下淳】