池江璃花子「少し寂しい試合だった」東京五輪 パリ五輪「いい位置いける」

レース後の取材を前に笑顔で髪を束ねる池江(撮影・河野匠)

<競泳:日大中大対抗戦>◇27日◇千葉県国際総合水泳場◇女子200メートル自由形◇タイム決勝

競泳女子の池江璃花子(21=ルネサンス)が、24年パリ五輪への青写真を描いた。27日、千葉・習志野市内の千葉県国際総合水泳場で「日大中大対抗戦」に出場。東京五輪後初のレースで、200メートル自由形を泳いで2分1秒93で1着だった。東京五輪800メートルリレー代表で2着池本に2秒18の差をつけた。「前半からしっかりいけた。最後も上げられた」と笑顔を見せた。

パリ五輪では本命の100メートルバタフライで勝負する。白血病から復帰後の自己ベストは57秒77、自身の日本記録は56秒08。「五輪でメダルをとるには55秒台がマスト。1年半後には56秒台を出しておきたい。五輪で(同種目の)レースを見てレベルは上がっていると思ったが、3年後を考えると自分はいい位置にいける、楽しみだと思った。シンプルにその気持ちをなくさないように。コツコツやっていきたい」と口にした

東京五輪については「少し寂しい試合だったなと思います。無観客開催もそうだし、リレーしか出ていない。気持ち的にリレーと個人は差がある。でも世界の選手と戦える楽しさがあった。今やれることをやって、まず(個人で)派遣標準記録を切るタイムをめざしたい」と、パリをしっかり見据えた。【益田一弘】