五輪銀の競泳・本多灯、圧倒的王者ミラク超えへ「練習して勝負したい」

競泳男子の本多灯(中央)は、東京五輪銀メダルを日大の田中英壽理事長(右)と加藤直人学長に報告した(日大提供)

東京オリンピック(五輪)競泳男子200メートルバタフライ銀メダル本多灯(19=アリーナつきみ野SC)が1日、都内の日大を訪れて、田中英壽理事長、加藤直人学長に銀メダルを報告した。

本多にとって、世界一になるために乗り越えるべき壁は、東京五輪金メダルのクリストフ・ミラク(ハンガリー)だ。ミラクは本多の自己ベストより3秒速い破格の世界記録1分50秒73を保持しており、200メートルバタフライで圧倒的な強さを誇っている。本多は「すべてにおいて彼が上回っている。今回は勝てないというのは納得しました。勉強して、練習して勝負したい。ミラク選手に近づくようにしたい」と闘志を燃やした。