F1角田裕毅はQ1敗退「とにかくガッカリ」コースはみ出しタイム抹消

角田裕毅(ロイター)

<F1:第14戦イタリアGP>◇予選◇10日◇モンツァ・サーキット

第14戦イタリアGPの予選はメルセデスAMG勢が圧倒的な速さを見せ、レッドブル・ホンダ陣営はマックス・フェルスタッペンが0・411秒差の3位と苦戦を強いられた。

フェルスタッペンは「これ以上の結果は現実的ではなかったと思うし、3位という結果は悪くない」と語るが、土曜に行われる18周レースのスプリント予選(決勝のスターティンググリッドを決定)でもメルセデスAMGに太刀打ちは難しいだろうと語る。

「もう少し差は縮まるとは思うけど、彼らと戦えるとは思えないね。でもレースでは何が起きるか分からないし、彼らにプレッシャーを掛け続けるしかないよ」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は昨年0・908秒差を付けられたモンツァでの進歩に満足していると述べた。

「この週末を迎える前から今週末が今シーズンで最大のチャレンジになるだろうということは分かっていたが、チームとしてできるだけのことはやり尽くしたと思う。去年に比べればメルセデスAMGとの差を半分にすることができたし、明日のスプリント予選に向けてその点に満足しているよ」

一方、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はQ1最後のアタックで15番手タイムを刻んだものの、最終コーナーでコースをはみ出してタイム抹消。そのため17位でQ1敗退となった。

「とにかくガッカリしています。でも仕方がないですね。トラックリミットは全員に平等なルールですから、アウト側に膨らみすぎてそれを違反してしまったのは僕のミスです」

直線主体のモンツァとはいえ、後方スタートのスプリント予選でのオーバーテイクは難しいだろうと予想する。

「このサーキットはDRSトレイン(全員が1秒以内で走行してDRSで空気抵抗を減らし、DRSの効果がなくなる状態)になるでしょうから追い抜きが難しいでしょうし、前のクルマを抜く最大のチャンスはスタート直後だと思います。可能な限り1台でも多くオーバーテイクしたいと思っています」

イタリアGPは通常のフォーマットとは異なり、金曜に予選、土曜に18周のスプリント予選、そしてその順位に応じて日曜の決勝(53周)のスターティンググリッド順が決まる。

(米家峰起通信員)