<F1:第14戦イタリアGP>◇決勝◇12日◇モンツァ・サーキット
マクラーレンのダニエル・リカルドが優勝を飾った。2018年モナコGP以来の勝利で、通算8勝目。マクラーレンにとっては2012年ブラジルGP以来の優勝。2位にはランド・ノリスが入り、マクラーレンは2011年カナダGP以来の1-2フィニッシュを飾った。
2番グリッドのリカルドはスタートでポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)をパスしトップへ。そのままフェルスタッペンを抑え込んでピットストップを済ませ、フェルスタッペンがピットストップミスで11秒をロスしたことでノリスが2位に浮上。最高速の速さを生かし、そのまま後続を抑え切って1-2体勢でフィニッシュを果たした。
「昨日のスプリント予選もとても上手くいったけど、今日はスタートが上手くいったとしてもレースの最後までずっとマックス(・フェルスタッペン)を抑え切れるなんて思ってもいなかったよ。でもクルマはとても速かったし、抑えることができた。今シーズンは移籍してずっと苦しんできたけど、後半戦の3戦はかなり良くなったんだ。こんなことチームの誰も予想していなかったと思うけど、チームにとって最高の結果になった。フィニッシュ直後は少し言葉を失ったよ」
フェルスタッペンの後退を見てピットインその前に出たルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が、直後に接触し両者リタイア。これで3位にはセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が上がったものの他車を抜く際にコーナーをカットし5秒加算ペナルティ。19番グリッドからスタートしたバルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)が4位でフィニッシュし繰り上がりで3位表彰台を獲得した。
アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーがスプリント予選のクラッシュを受けてパワーユニット4基目を投入してピットレーンスタートを選んだものの、スタート前からマシンに違和感を訴え、数周でピットに戻ってリタイア。角田裕毅はスタート10分前にブレーキに問題が見つかり、ピットに押し戻されてスタートできなかった。(米家峰起通信員)