<F1:第14戦イタリアGP>◇決勝◇12日◇モンツァ・サーキット
ホンダ勢は3台がリタイア、唯一完走したセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は5秒加算ペナルティーにより3位から5位に降格と厳しい結果に終わった。
マックス・フェルスタッペン(同)は、ポールポジションからスタートしたものの直後に2位に後退し、ピットストップのミスからルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)とのバトルになり接触。ドライバーズタイトルを争う両者はリタイアとなった。
フェルスタッペンは「僕はターン1でアウト側をぐるっとまわって、ターン1~2でナイスファイトができると思った。でもルイスが僕に対して幅寄せし続けてきて、ある時点で僕は行き場がなくなってソーセージ縁石に乗ってしまい、そのせいで彼のマシンに接触してはね上げられてしまったんだ」と話した。
競技会審査委員会のスチュワードは、接触の責任の大部分はフェルスタッペンにあるとして、次戦の3グリッド降格ペナルティーを科した。
ハミルトンがフェルスタッペンにさらなるスペースを残す余地があったことを認めつつも、後方のフェルスタッペンはハミルトン車の横に完全に並びかけてはいなかった。フェルスタッペンの追い抜きはアクションの開始が遅く仕掛ける権利を有していなかったと判断。「僕としてはハードでもフェアなバトルをしようとしていたし、あれはレーシングインシデントだったと信じているからペナルティーの裁定には完全に同意はできない。今日のは不運な出来事だった」。
角田裕毅はスタート前にブレーキトラブルが発生し、スタートまでに修復を試みたものの間に合わず決勝に臨むことができなかった。
「グリッドに向かうレコノサンスラップで(ブレーキに)技術的なトラブルが見つかって、グリッド上で修理作業を行った後もピットガレージにマシンを戻してなんとか直そうとしたんですが、できませんでした。なのでリタイアせざるを得ませんでした。特に今は僕にとってマシンを学び自信をビルドアップするために周回数を稼ぐことが重要だと思っているので、こういうかたちでレースができないというのはかなり厳しいですが、自分のドライビングでの課題は明らかなので、今後もプッシュし続けていきたいと思います」
(米家峰起通信員)