スピードスケート新浜立也ら高地トレ、ライバル村上右磨と「白熱の試合を」

汗を滴らせながら黙々とトレーニングに励む新浜(撮影・垰建太)

スピードスケート日本代表が14日、長野・上田市内で合宿を公開し、19-20年シーズンの世界選手権男子スプリント部門とW杯500メートル総合の2冠を達成した新浜立也(25=高崎健康福祉大職員)らが心肺機能を高めるため高地トレーニングに励んだ。氷上の動きを陸上で確認するスライドボードや自転車マシンで基礎体力の向上を図った。

別海町出身の新浜は来年2月に行われる北京五輪で「初出場金メダル」の目標を公言している。その半年前に自国で開催された東京五輪に大きな影響を受けたという。

「全体を通してものすごい刺激を受けた。1年延期された中であれだけ多くのメダルを取り、多くの選手が最高のパフォーマンスをした。自分が同じ立場だったらどうだったろうと思うと、簡単ではない」。

そこで得た刺激を北京に生かしたい考え。「延期してもしっかり結果を残した選手が日本にいることは本当に刺激になった。次の北京では自分たちが本当に活躍しないといけないとあらためて感じさせられた」と熱く語った。

今シーズンの開幕戦となる全日本距離別選手権(10月22~24日、長野)に向けては「その先のW杯に照準を合わせるので開幕戦で最高のパフォーマンスは予定していない」と冷静。一方でライバルの村上右磨(28=高堂建設)を意識し「村上選手と白熱した試合はしたい。タイムどうこうというより、お互い2人で切磋琢磨(せっさたくま)して好タイムをたたき出せればと思っている」と述べた。【三須一紀】