高木美帆が5連覇「いまの状況では世界と戦うには厳しい。さらに精進」

全日本スピードスケート距離別選手権大会 女子1000メートルで優勝し、メダルを手に記念写真に納まる高木美。左は2位の小平、右は3位の山田(撮影・菅敏)

<スピードスケート:全日本距離別選手権>◇23日◇長野・エムウエーブ◇女子1000メートル

高木美帆(27=日体大助手)が1分14秒60で5連覇を飾った。

2位小平奈緒(35=相沢病院)のタイム1分15秒65を1秒05上回ったが、「いまの状況では世界と戦うには厳しいタイムと感じている。もっと自分の滑りを突き詰めて、さらに精進したい」と話した。

高木美は18年平昌五輪で1000メートルでは銅、1500メートルで銀メダルを獲得。前日の女子500メートルでは小平に0秒07及ばず2位だったが、その悔しさを晴らした。