競泳水沼尚輝、パラ石浦智美、パラ樋口政幸に新潟県スポーツ賞

花角新潟県知事(中央)と並ぶ新潟県スポーツ賞受賞の石浦智美(左)と水沼尚輝

県民に大きな感動と希望を与えたとして新潟県は25日、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックで奮闘した3選手に新潟県スポーツ賞を贈った。

競泳男子100メートルバタフライで準決勝進出した水沼尚輝(24=新潟医療福祉大職員)、パラリンピック女子競泳50メートル自由形(S11)7位ほかの石浦智美(33=伊藤忠丸紅鉄鋼)、同陸上男子5000メートル(T54)8位の樋口政幸(42=プーマジャパン)。樋口は欠席だったが、新潟県庁で花角英世知事(63)が表彰状を手渡した。

「応援してくれた方々にメダルという形で応えられなかったのは悔しい。次に頑張る、という活力にしたい」と水沼は県スポーツ賞受賞を14年パリ五輪への発奮材料にした。石浦も「パリで確実にメダルを取れる実力をつけたい」と次のパラリンピックを見据えていた。