早大対抗戦初黒星「こぼれ球の詰めが足りなかった」大田尾竜彦監督

早大対帝京大 後半、トライを決める早大SH宮尾(右)(撮影・鈴木正人)

<関東大学ラグビー対抗戦:帝京大29-22早大>◇第5節◇3日◇駒沢オリンピック公園陸上競技場◇観衆8142人

今季から早大を指揮する大田尾竜彦監督(39)が、対抗戦初黒星を分析した。

風下の前半はほとんどが自陣での防御となって3-12。スクラムは劣勢を強いられ、ペナルティーから相手に陣地を進められた。14点を追う後半38分にはFB河瀬諒介(4年=東海大仰星)がトライを挙げ、ゴールも決まって7点差。最後まで攻め立てたが届かず「選手は我々の指示に従ってやってくれた。キックチェイス、こぼれ球の詰めが足りなかった。ハーフタイムは『あれだけ攻め込まれていてもこの点差。許容範囲』という話をしました。これをしっかりと受け止めて、チームを上昇させられるようにやっていきたい」と選手の戦いぶりを評した。

かつて早大、ヤマハ発動機で活躍した大田尾監督の下、今季は開幕から4連勝。この日で連勝はストップしたが、23日に慶大戦、12月5日には明大戦(ともに東京・秩父宮ラグビー場)を控える。7点差以内の敗戦で勝ち点1をたぐり寄せ、CTB長田智希主将(4年=東海大仰星)は「この敗戦を受けて、次にどう生かすか。リーダーとして、さらにレベルアップできるように頑張っていきたい」。3年ぶりの優勝へ、反省を糧にする。【松本航】

◆関東対抗戦の優勝争い 頂点の可能性を残すのは勝ち点25の明大、同23の帝京大、同20の早大。3チームともに残り2試合。20日の明大-帝京大は全勝対決。最短で23日の早大-慶大の結果次第で優勝が決まる。最終節は12月4日に帝京大-慶大、同5日に明大-早大(いずれも秩父宮)。