坂本花織は最終調整でジャンプ全て着氷、松生理乃や河辺愛菜は念入りに修正

NHK杯女子シングルの公式練習で調整する坂本(撮影・菅敏)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇12日◇東京・代々木第1体育館◇女子公式練習

2連覇を目指す坂本花織(21=シスメックス)が最終調整で充実ぶりを示した。ショートプログラム(SP)の曲をかけての通しで、得点源となる演技後半のフリップ-トーループの連続3回転など、ジャンプを全て着氷させた。

GP初戦となる松生理乃(17=愛知・中京大中京高)は後半の3回転フリップで転倒し、GP2戦目の河辺愛菜(17=木下アカデミー)は冒頭のトリプルアクセル(3回転半)の回転が1回転となった。2人は曲をかけての通し後の時間を使い、念入りに修正した。

女子SPは12日午後4時13分開始。松生は1番滑走(同4時21分頃)、河辺は2番滑走(同4時27分頃)、坂本は最終10番滑走(同5時27分頃)で登場する。