坂本花織首位、河辺愛菜2位「驚いている」3位ユ・ヨン「失望」上位会見

NHK杯女子SPで演技する坂本(撮影・菅敏)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇12日◇第1◇東京・代々木第1体育館◇女子ショートプログラム(SP)

2連覇を目指す坂本花織(21=シスメックス)が首位、河辺愛菜(17=木下アカデミー)が2位と日本勢がワンツー発進した。3位には韓国のユ・ヨン(劉永=17)が入った。

SP上位3選手による会見の模様は以下の通り。

-振り返って

坂本「SPを終えて、ジャンプは決まったんですけど、レベル3とかルッツのアテンション(踏み切り違反)とかあった。細かいところが表彰台を逃す原因になってくるので反省点です」

河辺「ジャンプを全て決めることが今日の課題だったので、安心しています。自己ベストも出すことができました。でも、加点の少ないところとかあったので練習して点数を伸ばせればいいなと思います」

ユ「トリプルアクセル(3回転半)を跳べなくて失望しています」

-坂本選手へ。GPファイナル進出のチャンス。ウサチョワ選手(ロシア)の直前の負傷棄権の影響は

坂本「特には。アクシデントはあったけど、集中はできていたので、自分にとって損になることはなかったです。ちょっと時間が早まったなというくらい。今日は80%くらい(の自己評価)かな」

-河辺選手へ。演技直後は点数だけだったが、最終的には2位だった。感想を。オリンピック(五輪)代表争いに向けても

河辺「点数自体は、目標としていた点数よりも高かったのでうれしい。演技直後は、順位が2位なんて予想もしていなかったので驚いているんですけど、自信はついたので、この順位をフリーでもキープできるように頑張りたいと思います」

-坂本選手へ。「ナウ・ウィー・アー・フリー」選曲の理由は

坂本「(振付師)ブノワ先生に任せているので、自分で選んだわけではないです。ブノワ先生が表現したい思いと意思と重なって、この曲になったと思いますけど、自分で選んだものではないです」

-緊張との付き合い方は。坂本選手は今季5試合目だが

坂本「現役中は緊張がなくなることはないのかな。スケートアメリカではリラックスできたけど、反対に気分が悪くなるくらいの緊張もある。その時、その時の緊張を受け止めて、楽しくなるように先生と雑談したり、緊張をうまく利用してます」

-河辺選手へ。夏の大会では3回転半は跳ばないかも、と話していたが

河辺「夏の試合は、アクセルの調子が良い悪い以前に、跳べなかった。成功がほとんどない状態で自信もなかったです。でも最近は練習でも跳べるようになってきて、緊張した中でも、いいイメージが成功につながっているのかなと思います」