村元哉中&高橋大輔組が五輪代表争う小松原美里&尊組上回る 179・50

NHK杯アイスダンスFDで演技する村元(左)と高橋(撮影・菅敏)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇13日◇東京・代々木第1体育館◇アイスダンス・フリーダンス(FD)

結成2季目でリズムダンス(RD)6位発進の村元哉中(かな、28)、高橋大輔(35)組(関大KFSC)が、22年北京五輪代表1枠を争う小松原美里、尊組(倉敷FSC)を上回った。

初の国際スケート連盟(ISU)公認スコアとなる大会をFD108・76点、合計179・50点で終えた。昨季から継続するFD「ラ・バヤデール」を演じ、スタンドからの拍手に包まれた。1組前での滑走だった全日本選手権3連覇中の小松原組は合計172・20点だった。

昨季も出場したNHK杯だが、新型コロナウイルスの影響で出場は日本勢3組のみ。制限下の開催でISU公認スコアとはならず、今大会が結成2季目で初めての対象となった。1年前からの成長を披露し、新たなステップを踏んだ。