ボッタスPP獲得「スタートが鍵だった」角田15位 F1サンパウロGP

<F1:第19戦サンパウロGP>予選◇13日◇インテルラゴス・サーキット

バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)が2番グリッドからトップチェッカーを受け決勝のポールポジションを獲得した。

前日に行われた予選でトップタイムを記録したルイス・ハミルトンは、車両規定違反が見つかったため予選失格となり最後尾グリッドからのスタート。2番グリッドに繰り上げとなったボッタスはソフトタイヤのグリップを生かして発進加速で先頭グリッドのマックス・フェルスタッペンをパス。ソフトタイヤは24周の距離を走り切るには不安もあったが、ボッタスはフェルスタッペンを1秒差で抑えきって首位でスプリント予選を終えた。

「今日の僕にとってはスタートが鍵だった。ソフトタイヤはスタートが良いけど最後まで保つかどうか少しギャンブルだったんだ。マックスはいくつかのところでは速くて後ろに付いてきたけど、なんとかうまくいったよ」

フェルスタッペンは予選後の車両管理下でハミルトンのマシンに触れたことで聴聞に対象となり5万ユーロ(約650万円)の罰金を科されたが、ハミルトンが後退したため無難なレースに徹した。ボッタスに抜かれた直後にはカルロス・サインツ(フェラーリ)にも抜かれてコースオフを喫したが、すぐにそのポジションを取り戻し2位で24周を終えた。

「ミディアムタイヤでのスタートだったから楽ではなかったし、ここは抜くのが難しいから仕方がないね。メルセデスAMGはストレートが速いし最終コーナーからの立ち上がり加速が必要だけど、今日はそれができなかった。でも明日はなんとかしたいね」

ハミルトンは怒濤(どとう)の追い上げで5位まで挽回してフィニッシュ。日曜の決勝は今季5基目のパワーユニット投入による5グリッド降格ペナルティーを受けて10番グリッドからスタートする見込み。

12番グリッドの角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)はソフトタイヤで果敢に攻めたもののスタートでやや出遅れ、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)に抑え込まれて追い抜きのチャンスがつかめず。タイヤの性能低下が進んで最後はミディアムタイヤのランス・ストロール(アストンマーティン)を抑え切れずに15位でスプリント予選を終えている。

(米家峰起通信員)