<バスケットボール・Wリーグ:アランマーレ秋田47-73デンソー>◇第5週◇13日◇秋田・横手市増田体育館
強豪を相手に意地を見せた。アランマーレ秋田がデンソーに47-73で敗れ、開幕7連敗。前半を10点差で折り返したが、後半はギアを上げた相手に突き放された。162センチと小柄ながら、副主将の砂川夏輝(26)がチーム最多の18得点、4リバウンド、3スチールと奮闘した。
必死に前へと進んだ。第1クオーター(Q)から「ミスマッチでもアタックすることが役割」と、180センチ台の選手が守る相手のゴール下へ全員が積極的にアタック。ファウルを誘いフリースローを呼び込んだ。そして、相手に中への意識を植えつけることで3点シュート(3P)が生き、第2Qはチームで3P3本を成功。運動量と機動力で勝負する粘り強いディフェンスで同Qを15-13と踏ん張った。
だが、強豪は甘くなかった。後半は精度の高い3Pと強度が高まった守備に阻まれ、徐々に点差を広げられた。それでも1試合平均88・5得点の相手を今季最少得点に封じた。小嶋裕二三ヘッドコーチ(54)は「インサイドにパスを入れさせなかったり、悪いポジションを取らせたりと、体を張って先回りで守っていたことは良かった。インサイドのディフェンスは、今できる中では100%に近いものがあった」と選手をたたえた。
この日は、東京オリンピック代表選手がそろう富士通やデンソーなどが同会場で試合を行ったこともあり、多くの観客が訪れた。今日14日の再戦に向け砂川は「自分が成長するためにも、攻め続けることは徹底していきたい」。リーグ開幕から約1カ月。連敗はしているが、チームは1歩ずつ着実に前進している。【相沢孔志】