ラグビー代表ロック小瀧尚弘「あんまり行きたくなかった」初招集の当時回想

小瀧尚弘(16年4月30日撮影)

ラグビー日本代表のロック小瀧尚弘(29=コベルコ神戸スティーラーズ)が、代表への強いこだわりを見せた。15日夜にオンライン取材に応じ、欧州遠征から追加招集された現在の心境を明かした。

鹿児島実から帝京大に進んだ小瀧は194センチ、110キロ。負傷離脱中の大戸裕矢(静岡ブルーレヴズ)と秋山大地(トヨタヴェルブリッツ)の代役として、欧州遠征から追加招集された。

13日(日本時間14日未明)、38-25で勝ったポルトガル戦に先発出場し、後半36分までプレーした。代表キャップは11を数えるが、直近の試合はこれまで以上に桜のジャージーへの強い思いが見えた。

小瀧 ポルトガル戦は僕が変わろうと思ってからの最初のジャージーなので、大切にしようと思います

初招集は16年。当時は今ほどの思いはなかった。

小瀧 ジャパンでは仲が良い人がいなくて、あんまり話す人もいなくて。練習もきつくて、あんまり行きたくなかった

意識が変わったのは19年W杯。日本の勝利を喜ぶ半面、代表に選ばれるチャンスがあったのに残れなかったという後悔が募った。23年のW杯こそ自分もチームの一員としてグラウンドに立ちたい。そんな思いが強いからこそ、帝京大卒業以来プレーしてきた東芝から神戸へと移籍を決めた。

小瀧 もともと社員でしたけどプロになりました。神戸では基礎のところを細かく指導してもらい、ラインアウトのところとかはベッカーという世界的に有名なコーチがいるので、その人からジャンプやステップのひとつまで教えてもらっている。自分が今まで知らなかったことなので新鮮です。

代表定着に向けて小瀧は「トップリーグでは力強さが自分の持ち味だと思うけど、世界相手だと通用しない。勤勉にチームに必要なことをやる。そういったところ前面に押し出してていきたい」と猛アピール。「今回だけのジャパンに終わらず、継続してやらなきゃいけない。まずはこのツアーを本気でやって、(来年1月開幕の)リーグワンもしっかりやっていきたいです」と話していた。