<セーリング・470級全日本選手権>◇19日◇神奈川・江の島ヨットハーバー沖
セーリングで470級の全日本選手権が開幕。過去の五輪で日本がメダルを獲得している470級は、今年の東京オリンピック(五輪)までは、五輪として、男子、女子の2種目に分かれていた。しかし、24年パリ五輪から男女でペアを組む混合1種目となる。今大会は、その新種目を目指す最初のメジャー大会となった。
東京五輪女子代表で、18年世界選手権金メダルの吉田愛(41)、吉岡美帆(31=ともにベネッセ)組も、吉田は木村直矢(26)、吉岡は、東京五輪男子代表の岡田奎樹(25)と組んでの再出発。この日は、軽風のため予選1レースしか行われなかったが、吉田、木村組が1位、岡田、吉岡組が3位発進と、新種目でも力を見せた。
特に、岡田、吉岡組は「パリ五輪の目標は金」(岡田)と、五輪を目指す前提でのペアとなった。スキッパーと呼ばれるかじを操る司令塔が男子の岡田で、体で艇のバランスを取るクルーが女子の吉岡だ。大柄な男子のクルーもいる中で、「その差をどうやって埋めるのかが課題」と話す。
パリ五輪の枠は1。まずは、23年8月の世界選手権で枠取りに挑む。もし取れなかった場合は、同年の大陸別予選会でアジア枠1を取りに行く形だ。国内の代表選考方法は未定だ。また、今大会は、22年アジア大会の代表選考レースも兼ねる。