天理大、関西6連覇の夢消えた 京産大の守備崩せず後半逆転許す

京産大対天理大 破れて落胆する天理大の選手たち(撮影・宮崎幸一)

<ムロオ関西大学ラグビー:京都産業大19-10天理大>◇第6節◇20日◇神戸ユニバー

昨季の大学王者・天理大が2敗目を喫し、関西6連覇の望みが途絶えた。互いに譲らず手に汗握る展開。

先制トライを許しながらも、前半34分に1年生SO筒口がパントキックを自ら抑えてトライを挙げて同点。前半は10-7とリードするも、後半は京産大の守備を崩せず。逆に4本のPGを決められて破れた。

小松監督は「スコア(得点)できるところでできなかった。京産大のディフェンスがすごく良かったです」と話した。

近大、京産大に敗れて2敗目。最終戦(12月4日)は同志社大との対戦で、敗れれば関西4位で大学選手権に臨むことになる。大学王者にとっては、厳しいシーズンになった。