大学ラグビー 慶大伝統の早大戦で意地の勝ち点1「選手誇りに」栗原監督

早大対慶応 試合後、早大の選手とあいさつする慶大の選手たち(撮影・狩俣裕三)

<関東大学ラグビー対抗戦:早大40-33慶大>◇第6節◇23日◇秩父宮ラグビー場◇観衆1万597人

慶大が定期戦98度目の対戦となった、伝統の早大戦で意地を見せた。

前半は相手自慢のBK攻撃で後手に回り5-35。それでも後半7分に左ラインアウトからモールを押し込み、NO8福沢慎太郎(2年=本郷)が反撃のトライを挙げた。強みの防御で前に出て、終始相手陣でプレー。同14分、36分にもモールでのトライで加点した。

試合終了間際には味方のキックパスを右大外で受けたCTB鬼木崇(3年=修猷館)がトライ。ゴールを決めて7点差とし、ボーナス勝ち点1をつかんだ。元日本代表の栗原徹監督(43)は「選手は自分たちの強みを再認識して、後半立て直してくれた。誇りに思っている。勝負事なので勝てなかったのは残念だが、課題の修正と強みの確認をして、帝京大戦に向かっていきたい」と12月4日の最終戦(秩父宮)を見据えた。

今季の対抗戦は3勝3敗となり、勝ち点16。2差の同14で筑波大が迫っており、激しい4位争いが繰り広げられている。途中出場のBK菅涼介(4年=慶応)は「(フッカーの原田主将が)『苦しい時に俺の顔を見てくれ』と声かけてくれた」と感謝し「負けてしまったので、次は勝ちにこだわってやっていきたい」と誓った。【松本航】