高木美帆、今季初500mにエントリー W杯カルガリー大会初日見どころ

高木美帆(2021年10月22日撮影)

【カルガリー(カナダ・アルバータ州)9日(日本時間10日)=三須一紀】スピードスケートのW杯前半戦を締めくくるカルガリー大会が10日から3日間の日程で行われる。標高約1000メートルに位置するカルガリーは空気抵抗が小さくなるため、先週の米ソルトレークシティーに次いで好記録が出る可能性がある。

この日は高木美帆(27=日体大職)らが前日練習で調整。リラックスした表情で約1時間、ウオームアップと氷上練習でコンディションを確かめた。

初日の注目は今季W杯で初めて高木美が女子500メートルにエントリーしているところだ。過去2大会の五輪で高木美は500メートルには出場していないが、北京五輪で出場を目指すかについてはこれまで明言していない。

10月の全日本距離別選手権では37秒58で優勝した小平奈緒に、0秒07差という僅差で2位。昨年12月の全日本選手権では高木美が2位小平に0秒24差の37秒80で優勝している。平昌五輪で金メダルの小平に肉薄する高木美が、五輪で500メートルに出場するかは注目ポイントだ。

高木美は今季W杯の成績で北京五輪代表入りを確実にしている。1000メートルと1500メートルで日本スケート連盟の基準を満たした。

スピードスケート日本代表は同大会終了後、14日に帰国予定。新型コロナウイルスのオミクロン株の影響で帰国者は一様に、帰国翌日から14日間の自宅待機が求められる。

そのため長野・エムウェーブで実施予定の北京五輪代表選考会の開幕日を2日繰り下げ、29~31日の日程で開催する異例の措置をとっている。政府は、北京冬季五輪に参加見込みの日本選手は待機期間中でも練習を認める方針を示している。