<スピードスケート:ワールドカップ(W杯)第4戦>◇10日◇カルガリー
スピードスケートのワールドカップ(W杯)前半戦を締めくくるカルガリー大会が開幕し、女子500メートルで小平奈緒(35=相沢病院)が36秒81で今季初の36秒台を出し、2位に入った。同種目今季7戦で5度目の表彰台。
小平は「まだ最初の200メートルを確かめながら滑っている。残りの300メートルはしっかり自分の滑りをつかみ取れそうな部分があるので、ラップが出ている」とレースを分析した。
小平のラスト400メートルのラップは26秒32で全体の1位だった。今季W杯の過去6レースを比較しても、この日が1番のラップ。課題に挙げた最初の200メートルについては「体の状態で長年固まっていた部分を解放して作りなおしている段階。ただ10月と比べると、なじんで来ている部分もある。焦って違う滑りだとか、その場しのぎの滑りをするのではなく、コツコツ続けていくしかない」と落ち着いて話した。
小平はW杯第3戦までの女子500メートルで優勝などの好成績を重ね、第4戦を待たず基準を満たしており、北京オリンピック(五輪)の代表入りを確実にしている。「五輪の舞台に立てることがより想像できるようになった。ただそこに立つことよりも、何が出来るかが試される。五輪で連覇に挑戦できるのは私1人しかいない。しっかり地に足をつけてやっていきたい」と引き締めた。【三須一紀】