フェルスタッペンがポールポジション獲得 角田裕毅一時4位もタイム抹消

<F1:第22戦アブダビGP>◇予選◇11日◇ヤス・マリーナ・サーキット

2021年のF1最終戦アブダビGPの予選が11日、行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。タイトルを争うルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は0.371秒差の2位に終わった。

フリー走行から予選Q2まではメルセデスAMGがレッドブル・ホンダに先行していたが、Q3では僚友セルジオ・ペレスが前を走ってバックストレートでフェルスタッペンにスリップストリーム効果を与え、1分22秒109のトップタイムを記録。ハミルトンは2回目のアタックでもこれを上回ることが出来ず、フェルスタッペンのポールポジション獲得が決まった。

ただしフェルスタッペンはQ2でミディアムタイヤをロックさせてダメージを負い、決勝はソフトでスタートするためミディアムスタートのハミルトンとはレース戦略が異なる。

「素晴らしい気分だよ。今週はアップダウンがあったけど予選に向けてマシンを向上させることが出来たんだ。チームが最大限のクルマを用意してくれることは分かっていたし、予選にもリラックスして臨んだよ。でも最も重要なのは明日だ。涼しいコンディションではソフトタイヤも悪くないはずだ。まずは良いスタートを決めることが重要だね」

ハミルトンは「マックスが素晴らしいラップを決めた。僕はタイヤに上手く熱を入れることが出来なかった。彼がポールに相応しいよ」とフェルスタッペンの健闘を讃えた。

角田裕毅は僚友ピエール・ガスリーが12位でQ2敗退となり、初めて予選でガスリーを上回った。Q3最初のアタックでは4位につけたものの、僅かにリアがスライドしてコース外走行となりタイム抹消。2回目のアタックではこのタイムを上回ることが出来ず8位となった。しかしQ3進出勢ではメルセデスAMG勢と角田だけがミディアムタイヤで決勝をスタートする戦略的優位を持っている。(米家峰起通信員)