法大が屈辱完敗「点差がこんなに開くとは」好機で攻めきれず 甲子園ボウル

甲子園ボウル 関学対法大 試合に敗れがっくりする法大の選手たち(撮影・清水貴仁)

<全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝、第76回甲子園ボウル:関学大47-7法大>◇19日◇甲子園球場◇観衆1万2000人

9年ぶり18回目出場の東日本代表・法大は、西日本代表の関学大に完敗した。

過去の対戦成績は3勝3敗1分けと互角だった。前半はリードはされたが、TDは1本しか許さず。後半開始直後の第3Q1分48秒にエースRB星野凌太朗(3年)の42ヤードランでTDを奪い、直後の関学大の攻撃でDB清野諒(4年)がパスインターセプトと、流れを引き寄せた。

しかし、そのチャンスから攻めきれずに逆に点差をつけられた。敢闘賞を手にした星野だが、「点差がこんなに開くとは思っていなかった。もっと走れたらよかったが、自分の実力不足。また来年、チャンスがある。足りない部分を修正して、勝ちきれるようにしてまたここに戻ってきたい」。

QB平井将貴も3年。「あと1年で力をつけて、ここに戻ってきたい」。主力に3年生が多く、屈辱を晴らすべく来季に向かう。