東京五輪ソフトボールで金メダル獲得に貢献した山崎早紀(30、トヨタ自動車)が21日、地元静岡県掛川市の市民栄誉賞を受賞した。
母校の掛川市立北中学校で行われた贈呈式に出席。同校の全校生徒約540人の前で賞状と記念のトロフィーを受け取った。山崎は17日に自身のSNSで今季限りでの現役引退を表明。今後は指導者を志していくといい「この賞に恥じないようにやっていきたい」と決意を新たにした。
贈呈式後には生徒の前で特別講演会を行った。中学時代は部員不足で他校の選手と合同で練習していたことや、トヨタ自動車入社後の苦労話などを明かした。講演では夢を持ち、努力し続けることの大切さを強調。生徒からの質問にも笑顔で応え「あきらめなければきっと夢はかなうと思う」と訴えた。
最後はグラウンドに移動し、全校生徒が見守る中でスローイングやバッティングを披露。山崎は「長いソフトボール人生でいろいろあったけれど、ここまでやってきて本当によかった」と、晴れやかな表情を見せた。【神谷亮磨】