明大「主人公は自分たち」対抗戦の雪辱 3季ぶりVへ準決勝は東海大と

準決勝進出を決め喜ぶ明大の選手たち(撮影・野上伸悟)

<ラグビー全国大学選手権:明大20-15早大>◇準々決勝◇26日◇東京・秩父宮ラグビー場

3季ぶりの優勝に挑む明大(関東対抗戦3位)が雪辱で4強入りを果たした。5日の対抗戦で7-17と敗れた早大(同2位)に、前半に7点リードされながら20ー15と逆転勝ちした。

22年1月2日の準決勝(国立)は、明大-東海大(関東リーグ優勝)、帝京大(対抗戦優勝)-京産大(関西リーグ優勝)の組み合わせとなった。

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18日の4回戦で、前回準決勝で敗れた天理に雪辱した明大が、今度は早大にリベンジだ。5日の対抗戦で敗れた早大に競り勝つと、SH飯沼蓮主将(4年)は「2つ目のリベンジができてうれしい。主人公は自分たちだと信じられた」と、名門・明治復活ののろしを上げた。

ようやく明大がらしさを見せたのは後半だった。風下の前半で、先制トライを奪ったが、8-15と早大にリードを許した。しかし、プロップ大賀宗志(3年)らが「今季、練習試合を含め早明戦3戦全敗。すべて負けで4年生を卒業させられない」と奮起した。

後半10分に、まず大賀が右中間にトライ。2点差に迫ると、後半20分すぎ。早大の反則から、敵陣に攻め込み猛攻を続けた。自慢のスクラムを組み直すこと4回。反則を減らし、再び大賀が飛び込み、逆転のトライに結びつけた。

敗れた対抗戦では、攻め込みながら「なかなか取り切れなかった」(飯沼主将)。あと1歩のところで、反則を犯し、それが敗戦につながった。今回は「トラスト(信頼)」をテーマに掲げ、自らの力を信じ、愚直にゴールを目指した。

天理大に続くリベンジマッチ成功に、神鳥裕之監督も「対抗戦で悔しい思いをした。よく勝ちきってくれた」と喜んだ。しかし、あくまでも「目標は優勝」。3季ぶりの栄冠を掲げるまでは、古豪の復活はない。そのためにも、準決勝の東海大との一戦は負けられない。