【高校ラグビー】仙台育英9トライ、2年連続の初戦突破 桐生第一に快勝

仙台育英対桐生第一 前半、仙台育英WTB坂本琥珀(右)は桐生第一FB渡辺大樹(左)のタックル交わしトライ(撮影・上山淳一)

<全国高校ラグビー大会:仙台育英(宮城)62-3桐生第一(群馬)>◇1回戦◇27日◇大阪・花園ラグビー場

仙台育英が第3グラウンドの開幕ゲームを快勝で飾った。

開始早々PGで先制されるが前半11分、FW最上が試合の流れを引き寄せた。左サイドを駆け上がりゴールライン手前まで進出。トライにはつながらなかったが、最上のプレーをきっかけに仙台育英の集中力が増した。

同13分、WTB坂本が右サイドのスペースを突破。ファーストトライが攻撃に火を付けた。前半を3トライで折り返し、後半にもトライを量産。計9トライで2年連続の初戦突破を決めた。

最上は「後半から流れが出てきて、チームとしてのアタックがうまくできました」と笑顔。2回戦の報徳学園(兵庫)戦に向け「夏に練習試合で負けた相手。FWが前に出てBKがやりやすいようにして、勝って3回戦に進みたいです」と意気込んだ。