【高校ラグビー】報徳学園が大差で仙台育英を撃破 前半だけで6トライ

報徳学園対仙台育英 報徳学園WTB海老澤(右)は球を持ち独走トライを決める(撮影・上山淳一)

<全国高校ラグビー大会:報徳学園(兵庫)62-14仙台育英(宮城)>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場

報徳学園(兵庫)が、仙台育英(宮城)に大勝して元日に駒を進めた。

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初戦の茗渓学園戦で「エリアマネジメント」を反省点にあげていた。独特の風が吹き付ける第3グラウンドで、キックを効果的に使った。SO伊藤利江人(2年)は「前半は風上だったので、敵陣深く入ってエリアを上げていくことを意識した。風下の後半はショートキックも使っていった」。状況を見極めた効果的な攻撃で仙台育英を圧倒した。

西條裕朗監督(58)は「キックを使ってうまく敵陣に入れたと思う。初戦よりはボールを動かせていた」と前進を認めた。

8強をかけた元日は、東海大大阪仰星(大阪第2)に挑む。CTB山村和也主将(3年)は「仰星はDFもアタックも組織的だが、自分たちも負けずに15人で戦う。簡単な試合ではないと思うが、前半で勝負を決めるぐらいの気持ちでいきたい」と意気込んだ。

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