【高校ラグビー】常翔学園”大阪対決”に完敗「力は出し切れた」

常翔学園対東海大大阪仰星 後半、常翔学園ロック中村はゴール前付近まで持ち込む(撮影・上山淳一)

<全国高校ラグビー大会:東海大大阪仰星45-7常翔学園>◇準々決勝◇3日◇大阪・花園ラグビー場

常翔学園(大阪第1)は東海大大阪仰星(大阪第2)との「大阪勢対決」に完敗した。

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野上友一監督(63)は「出だしで(相手に)いいペースをつかまれて取り戻せなかった。こっちから仕掛けていかないといけないのに。強かったですね」と完敗を認めた。

本来はフッカーの大本峻士(3年)をフランカーで起用した。本人には前夜に伝えたというが、その大本が唯一のトライを奪った。初めてのポジションだったという大本は「FWの重さが必要という(フランカー起用の)意図を聞いて納得した。自分のトライでチームが勢いづけばと思ったんですが」と振り返る。

さらに「当たり勝っていくことを意識したが、厳しくこられた」と話し、「仕方ないではないが、力は出し切れたと思う」。完敗にも“なにわ決戦”での好ゲームに満足感を示した。

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