【高校ラグビー】桐蔭学園3連覇まであと2勝 WTB原小太郎が充実の3T

佐賀工対桐蔭学園  前半、先制トライを決める桐蔭学園WTB原(撮影・前田充)

<全国高校ラグビー大会:桐蔭学園(神奈川)26-0佐賀工業(佐賀)>◇準々決勝◇3日◇大阪・花園ラグビー場

桐蔭学園は、史上6校目の3連覇まであと2勝とした。佐賀工の粘りに対し、WTB原小太郎(3年)が3トライで風穴をあけた。

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圧巻は前半17分。中央付近にいたSO今野椋平(3年)からの浮き球のキックパスを、がら空きだった右サイドでダイレクトに受け取り、そのまま先制トライ。「キックパスが有効という分析通り。うまく要求できました」という会心の今大会初トライ。勢いに乗って前半22分、後半17分にも自慢のステップでDFを振り切り、インゴールに飛び込んだ。「初めての有観客の花園で、素晴らしいところでプレーをできていると感じました」と充実の表情だった。

準決勝は、国学院栃木が相手。藤原秀之監督(53)は「3連覇はまだはるか遠いところにある。(国学院栃木は)めちゃくちゃ強い。相当DFが堅い。胸を借ります」と引き締めた。

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