入江陵介200背Vベテランの貫禄も「正直逃げたくなるほどだった」北島杯

男子200メートル背泳ぎ決勝で力泳する入江(撮影・菅敏)

<競泳:北島康介杯>◇第2日◇22日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル背泳ぎ

男子200メートル背泳ぎは、入江陵介(31=イトマン東進)が1分56秒36で優勝した。

東京オリンピックを終え、1度区切りを付けることも考えた種目への挑戦は気持ちの整理がつかず「正直逃げたくなるほどだった」という。それでも決勝では1度も首位を譲らなかった。24日に32歳となる。ベテランの域に達しつつある中でも貫禄の違いを見せ「今日みたいなタイムを超えてくれる選手が出てきてくれたら」と訴えた。