木下アカデミー所属の田中梓沙はジャンプ失敗響き10位 国体少年女子SP

田中梓沙(2021年12月25日撮影)

<フィギュアスケート:冬季国体>◇第1日◇24日◇栃木県立日光霧降アイスアリーナ◇少年女子ショートプログラム(SP)

4番手で登場した田中梓沙(16=京都)は、ジャンプの失敗が響き48・60点だった。SPは32人中10位で、25日の決勝(フリー)進出を決めた。

2本目のダブルアクセル(2回転半)は着氷したが、冒頭の3回転ルッツで転倒。最後の3回転フリップもエッジエラーとみなされた。それでも、演技終了まで笑顔を絶やさなかった。

国際大会で活躍できるスケーターの育成を目指して20年春に始動した、木下アカデミーに所属。京都両洋高の先輩で、北京オリンピック(五輪)代表の河辺愛菜(17)と練習を共にする。決勝での巻き返しを誓う。