高校女王の住吉りをんがSP63・76点、2位に7点差つけ首位発進

少年女子SPで演技する住吉(撮影・足立雅史)

<フィギュアスケート:冬季国体>◇第1日◇24日◇栃木県立日光霧降アイスアリーナ◇少年女子ショートプログラム(SP)

1月21日まで行われたインターハイで完全優勝を果たし、初の高校女王になった住吉りをん(18=東京)が、63・76点で首位発進した。2位の江川マリア(18=福岡)に7点差をつけ、25日の決勝(フリー)に弾みをつけた。

冒頭のダブルアクセル(2回転半)を決めたが、3回転ルッツ後の3回転トーループが4分の1回転不足となった。それでも落ち着きを維持し、最後は3回転フリップを危なげなく決めた。

住吉は、全日本ジュニア2位、全日本選手権8位、高校最終学年でインターハイを制するなどアピール。世界ジュニア選手権(3月、ソフィア)代表に内定している。