山隈太一朗ジャンプミスも会場沸かせ5位 久々200点台で浮上目指す

記念撮影に笑顔の成年男子の、左から優勝山本、5位山隈、3位須本(撮影・足立雅史)

<フィギュアスケート:冬季国体>◇第3日◇26日◇栃木県立日光霧降アイスアリーナ◇成年男子フリー

ショートプログラム(SP)5位の山隈太一朗(21=兵庫・明治大)は、5位で国体を終えた。

フリーで132・65点を記録し、合計で200・75点。冒頭から高さのあるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-2回転トーループの連続ジャンプを披露し、会場を沸かせた。中盤にはジャンプミスもあったが、気力を切らさず。演技終了後は、何度も手をたたき、やり切ったといった表情でリンクを後にした。

山隈は昨年10月の東京選手権で連覇を逃すと、12月の全日本選手権では21位と、不完全燃焼に終わっていた。久々の合計200点台を足がかりに、浮上を目指す。