張本智和、早田ひな混合ダブルスで初優勝「自分たちらしくプレーできた」

第3セット、ボールを打ち返す早田。左は張本智(撮影・鈴木みどり)

<卓球全日本選手権>◇27日◇第4日◇東京体育館◇混合ダブルス決勝ほか

張本智和(18=木下グループ)、早田ひな(21=日本生命)が混合ダブルスで初優勝を飾った。

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準決勝では宇田幸矢(明大)、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)を3-1で下した。続けて行われた決勝では吉村真晴(愛知ダイハツ)、鈴木李茄(昭和電工マテリアルズ)組に3-1で快勝した。早田は「(ここまで勝ち上がってきた中で)いつ負けてもおかしくなかったけど、それを乗り越えたからこそ準決勝、決勝と自分たちらしくプレーできた」と誇らしげに語った。

この日の早田はシングルス4回戦、伊藤美誠(スターツ)と女子ダブルス4回戦にも登場し、共に快勝を収めて5回戦に進んだ。

「3冠」に対する意気込みを問われると、「何も考えていないです」ときっぱり言った。その上で「シングルスもダブルスも相手が思いきってやると思うので、負けないように1戦1戦やるだけです」と話した。