<ラグビー・NTTリーグワン1部:静岡36-13大阪>◇第4節◇30日◇ヤマハスタジアム
静岡ブルーレヴズが歴史的初勝利を挙げた。新型コロナウイルスの影響で開幕3戦不戦敗で迎えたホーム大阪戦。WTBマロ・ツイタマ(25)の2トライなどで5トライを重ね、FB奥村翔(かける、23)は5本のキックで計11得点。今季未勝利の最下位チームに36-13で快勝した。運営のプロ化などを目指して誕生したチームが、今月船出した新リーグで節目の1勝。選手たちは、笑顔で地元ファンに手を振った。
堀川隆延監督(48)は「選手たちは開幕に向けて、できることをやろうと取り組んでくれた」と感謝。公式戦100試合出場を達成したロック大戸裕矢主将(31)は「3試合中止の間も、ファンの皆さんから温かい言葉をいただき、モチベーションを高く保つことができた」と振り返った。
開幕直前、チーム内で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生。活動を約2週間、停止した。25日から全体練習を再開したばかりだった。フッカー日野剛志(たけし、32)は「コロナによる困難があったが、それを乗り越えて勝てた。うれしく思います」と実感を込めた。
今季初の勝ち点「5」を得て、12チーム中の11位から10位に上がった。開幕が3週間遅れたが、目標は優勝で変わらない。プレーオフ進出枠の4位以上を目指し、連勝街道を走る。